朝食、食べる食べない問題

３月７日、木曜日

外の天気は生憎ぐずついております。

花粉症の方は症状が落ち着いて過ごしやすいかもしれませんが、

雨や冷たさの影響で、

頭痛、身体がだるい、目にまつわる症状が芳しくない、

などといった方には、

いつもより体調管理に気をつけた方がいいでしょう。

はりきゅう院一茶からは以上です。

お天気レポーター風ははここでおしまい

本題に入ります。

「月曜からよふかし」のようなタイトルになってしまったが、

内容は比較的真面目なものとなっております。

「朝食は食べた方がいい！食べるべき！」

医者が言っているからとか以前に、

一般常識として浸透していること。

「わかっているけど食べる時間がない、食欲がない」

方も多いことでしょう。

朝は食べないと、昼以降の活動が停滞するデータ

における科学的根拠はテレビや雑誌など、

一度は見たことがあるかと思われます。

一方、

「朝食は食べない方がいい」

という意見もちらほらあります。

かつての「デトックスブーム」による

解毒作用の重要性を唱える方、

実際にやってみて共感する方。

東洋医学やアーユルヴェーダなどに興味のある方も

この意見に賛成する方が比較的多いと思います。

まぁそれぞれの言い分がありまして、

「結局どっちなんだ？」って話なんですけど、

私としては

「どっちも正しい。」

乱暴な言い方をすれば

「どっちでもいい」

小学校の同級生で、どうしても朝食が食べられない友達はいましたが、

彼が虚弱かというと、そうではなく、

同じ野球チームの一員の彼は、

むしろ中心選手でした。

自分自身も

「食べられないなぁ」

と感じた時は食べずに出かけますし、

「お腹減ったなぁ」

と思ったらヨーグルトとか、味噌汁とか、

クノールカップスープとか、とろろご飯とか

その時にあるものを食べていました。

「食べる派」の意見を掘り下げると、

食べる物に対してもいろいろ思うことがあり、

意見は細分化していきます。

例えば、

「乳製品（ヨーグルト、牛乳など）は身体にいいし朝にはうってつけです」

という意見がある一方、

「日本人の体質として、乳製品は消化しにくい側面もありますよ」

などなど、

「◎◎は✖️✖️にいい（効く）シリーズ」

は

後を絶たないものですが、

効果のある成分を発見したんだから、

発表してみんなに伝えてくれるのは有難いものです。

その情報が多すぎて混乱してしまうのが現代を生きる人々の本音です。

「どちらでもいい」という折衷案がある私としては、

皆さんがそれぞれ

「その時その時身体が何を求めているのか？」

を感覚的に判断する。

しかし！

「甘いものが食べたい」とか

「腹一杯食べたい」などという

「欲求」ではないので誤解がないようにお願いします。

スケールが大きい故に対立関係になりがちな

東洋医学と

病院などの西洋医学も

どちらも根っこは

「患者さんを治したい」

があるはずです。

東側のアプローチは

今までの経験、歴史、患者の声などを踏まえて考えられた医学

西のアプローチは

原因、分析によるアプローチ（病気そのものを診ること）

なので、相手方を否定するような、

記事や動画を見ると、

少しガッカリします。

「相手のいいところ、いっぱいあるよ」

って

また、「月曜からよふかし」っぽい言い回しになりますが、

「関東と関西」

これも一緒

そのようにグループ分けされると

グループの団結力が高まり、

相手とバトルしたくなるものです。

よふかしのインタビューはそこを突いています。

しかし！

個人個人の関係でしたら、

私は最近

天狗疑惑をかけられそうな埼玉人なので

関東側からの意見になりますが、

関西の方は、

情熱、信念のが強い方が多い。

目的、ゴールを目指して突き進む。

人情味があって、困った人をほっとけないところがある。

と思っています。

考え方や文化の違いはあれども、

「日本」という一つの国で

寄り添いあって生活しているではありませんか！！

そんなわけで、日本人として、

もちろん外国の方も引っ括めて

「どちらの意見も自分に合った形で取り入れる」

という結論を提案します。